1.習慣性便秘

現代人にいちばん多い症状です。

生活習慣が原因で起こると言われています。

朝はぎりぎりまで寝ていて朝食抜き、トイレに行く時間もなく家を飛び出すような生活をしている人に多く、便意が起こっても、時間がないからとがまんし続けた結果、便意をもよおさなくなってしまうようです。

便意は、排尿感覚と違って、15分ぐらいがまんしていると消えてしまうのが特徴と言われています。

たびたびがまんしているうちに、感じ方も鈍くなっていくようです。
そして便が長いこと直腸にたまっていると、水分がどんどん吸収されて硬くなり、いっそう出にくくなって、便秘が慢性化するケースが多いようです。

この症状でいちばん問題となるのは、便意を起こすことになる朝食を抜くこと。
朝は牛乳と果物だけでもいいですから、何か食べるようにしましょう。

排便活動を活発にするために腸内環境を改善させましょう。また、便意を感じたら、すぐにトイレに行くことを心がけるのも大切です。

2.弛緩性便秘

もともと腹筋が弱い女性に多くみられる便秘症状です。

腸がたるんで、便意を感じる力も便を送り出す力も弱まってしまうため、排便時に上手にいきむことができなくなってしまった結果、便秘になることが多いようです。

また、下剤を使いすぎた場合も、薬の刺激で便意をもよおさせるため、腸の機能が低下して弛緩性便秘になることがあります。

症状を解消するには、腹筋を鍛えることが大切です。

便の量を増やして腸の運動をうながすプレバイオティクスを多くとるように心がけるのも効果的です。

3.けいれん性便秘

硬くて丸い便が出るのが特徴です。

ストレスや疲労が原因で大腸が過敏に反応して、便が通りにくくなって便秘となります。

うんちが腸に居すわっているうちに水分が吸収され、コロコロした硬い便になってしまうと言われています。
過敏性腸症候群の場合、便秘と下痢を交互に繰り返すこともよくあります。

けいれん性便秘は、弛緩性便秘とは逆に、消化のよい食物をとるようにすることが大切。薬を使うと、ますます腸の緊張を高めるので、使用は避けましょう。そして原因となるストレスを解消することと腸内環境の改善が何より大切です。

便秘の症状に合った食品を選びましょう

うんちの量が増える、食物繊維などを多く摂取することと腸内環境を改善する善玉菌を摂取するプロバイオティクスや善玉菌を増やすプレバイオティクスの食品を常日頃摂取することに努めましょう。

からだの中で消化・吸収されない食物繊維は、水分を吸収して膨張し、便のかさを増やして便通を促進します。弛緩性便秘には、食物繊維と水分を積極的にとることが必要です。 食物繊維は、野菜や果物、精製する前の穀類(玄米)などに多く含まれています。
野菜類の中でも、とくに繊維が多いのは、たけのこ、ごぼう、はす、セロリなどで、きのこ類や海藻類にも多く含まれています。 果物は、一般的には生のほうが適していますが、干したプラムを煮たものなども効果的です。

けいれん性便秘には、不溶性の食物繊維は刺激が強すぎて不適当です。 繊維をとるなら、こんにゃくなど水溶性の繊維が適しています。また、消化のよい白米、白パン、うどん、脂肪の少ない肉類、白身魚、豆腐などもおすすめです。
野菜類は繊維の少ないものを選び、パイナップルやいちじくなど繊維の多い果物は避けるようにしましょう。

そして、味つけは全体にうす味を心がけましょう。